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朝日新聞の広告


 朝日新聞社の新聞事業は、以前の記事で紹介したように、発行部数と費用の連動性が意外と高い。

(参考)
発行部数と新聞事業の収入・費用との相関
http://khiikiyat.blog.fc2.com/blog-entry-641.html

 もちろん、発行部数を減らしていくことは重要なのだが、短期的に赤字転落ということを考えるならば、思ったほど効果は高くないようだ。

 むしろ広告収入が減少する方が影響が大きいと思われる。

 朝日新聞の広告には以下の特徴がある。
(1)通信販売、旅行会社などの直販の広告が多い。
(2)書籍・映画・演劇等の広告が多い。
(3)大学や予備校など教育系の広告が多い。

 一点目の特徴は朝日新聞に限らず、新聞全体の傾向である。ただし、朝日新聞は特にこの手の広告が多いように感じられる。
 新聞の読者は今や高齢者が中心なので、高齢者に的を絞った商品が多い。特に健康食品は利幅が大きいため、多額の広告費を投入している。

 二点目の特徴は、書籍・映画・演劇等の広告が多いことである。
 読書コーナー、映画・演劇・音楽系の記事が他紙に比べて多いことから、出版社や興行主は広告効果を期待して朝日新聞に広告を掲載しているのだろう。
 でも、実際のところ、広告効果はあるのだろうか。広告効果を測定したら惨憺たる結果になるだろう。

 三点目の特徴は、大学や予備校など教育系の広告が多いことである。朝日新聞は大学入試での出題頻度が高いと言われており、そのブランド効果から広告を出しているのだろう。
 この手の広告も効果測定は難しいが、実際の広告効果は相当に低いだろう。なんと言っても大学受験生は当然のこと、その親の世代も今では新聞をほとんど読まないからだ。
 私の受験時代の経験からいうと、受験する大学については、世間の評判、大学の難易度を中心に検討した。新聞広告など気にしたことがない。
 大学も予備校も広告効果を今一度よく考えた方がよいだろう。

 更に気になることがある。私立大学には多額の補助金が国から支払われている。国立大学は税金丸抱えである。そういう大学が多額のお金を投入して広告を出すことは税金の無駄遣いにならないのだろうか。不祥事続きの文部科学省であるが、そういうことも考えて欲しい。


 こうしたことを踏まえて、朝日新聞の広告収入をいかにして減らしていくか。
 考えていきたい。

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