FC2ブログ

記事一覧

セグメント別売上・利益の推移

 朝日新聞の会計上のセグメントは、メディアコンテンツ事業、不動産事業、その他の事業の3つに分かれている。
 「メディアコンテンツ事業」というと難しく聞こえるが、要するに新聞事業のことである。新聞を核にして出版、ネット関連の事業も含むが、ボリューム的には新聞事業と考えて差し支えない。

 以前は、新聞事業とその他事業の2つであったが、2011年からは不動産事業をその他事業から独立させた。

 売上の推移を見ると、2009年・2010年に新聞事業の売上が大きく減少していることと、2015年から継続的に売上が減少していることである。

 2009年・2010年は、リーマンショックの影響であろう。新聞の発行部数は落ち込んでいないので、企業広告が減少したのだろう。
 2015年以降継続的に売上が減少しているのは、慰安婦誤報問題の影響だろう。発行部数も継続的に減少している。

 利益の推移を見ると、2009年に大幅に利益が減少し、2010年には赤字に転落している。
 2011年以降は黒字に復活するが、新聞事業はもはや主力ではなくなっている。不動尊事業の利益や持分法利益の方が大きい。
 持分法利益とは、持分法適用子会社の利益のことである。例えば、朝日新聞はテレビ朝日の株式を30%持っているため、テレビ朝日が100億円の利益を上げると、朝日新聞はその30%の30億円を持分法利益として計上するのである。持分法利益の中心はテレビ朝日からのものである。

 朝日新聞の利益の構造を見ると、リーマンショックの前後で大きく変わっていることがわかる。
 リーマンショックの影響が収まっても、広告収入は本格的には回復していないものと思われる。
 また、朝日新聞の利益構造から見ると広告収入の影響が大きいものと考えられる。




20180722_001.
20180722_002




関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

ブログ内検索

プロフィール

キーキアット

Author:キーキアット
ネットでファクトチェックをしよう。
twitter